21番目の プリンセスダイアナ

我が家には3種類のクレマチスがあり 
早咲きの雪おこしと花炎は一度目の花が終わったところです。

そしてやっと待っていた3つ目のクレマチスが咲きました
「プリンセス ダイアナ」という名前の可愛い花です。
今では悲劇の人になってしまいましたが
この花が新種として作られた当時は 華やかな でもちょっとはにかんだ
そしてどこか憂いを含んだ美しい皇太子妃のイメージだったのでしょう。
本当にそんな感じの花です。

私がこのプリンセスダイアナを初めて見たのは
娘が音楽を勉強し始めたときですからもう6年前。
お寺の御嬢さんが主催している音楽教室は お寺の庫裏の隣にあります。
その庫裏の垣根にこの赤いチューリップ咲のクレマチスが見ごろに咲いていたのです。
可愛い珍しい花だなあと眺めていたのですが
その翌年にまたその花が咲いたときに 先生にお願いしてみました。
「花が終わって剪定でもする事があったら一枝いただけないでしょうか?」
「母が大事にしている花なんですよ。母に聞いておきますね。」
と先生がおっしゃった翌週
まだ花がたくさんついている枝を何本も花束のようにしてくださいました。

お話によると ご近所さんやお檀家さんが今まで20人くらい欲しがって
同じようにおすそ分けしてきたのだそうです。
でも 翌年花を咲かせたという話は一度も聞いていないとのこと。

挿し木が難しい種類なのかなあと思ったのですが
それでもうまくいけばいいなあとやってみました。
そして我が家ではそれ以来毎年この花が咲くのです。

先生もそのお母様も 差し上げた枝から花が咲いたのは初めてで嬉しいと
とても喜んでくださいました。